協力者・情報提供者待ってます
« 「電車男」 発売 |
メイン
| 波 2004年11月号 梅田望夫/新世界を垣間見せてくれる「超・旅行記」 »
2004年10月23日
デイリースポーツ 2004年10月23日 「電車男」発売即バカ売れ
インターネットの掲示板「2ちゃんねる」から生まれたLOVEストーリーが本になった「電車男」(新潮社刊)が22日、発売され、いきなり大反響を呼んだ。アキバ(秋葉原)系のオタク青年が電車内で出会った女性と繰り広げる“純愛物語”で、発売前から異例の増刷が決定したほか、文中に登場する店に若い男性が殺到するなど、社会現象化している。
年齢22歳。彼女いない歴22年のアニメ好き男性(電車男)が、電車内で酔っ払いに絡まれた女性を救い、お礼をくれた女性をデートに誘いたい、と掲示板に助けを求めたのが物語のスタート。モテない男たちが集う掲示板ながら、仲間たちが書き込みで食事をする店、誘い方、ファッションなどを助言し、リアルタイムで物語が進む。
「電車男ガンバレ!」と叫びたくなる“名作”には、100万人がアクセスしたとされ、出版8社が書籍化を争奪するなど、反響の大きさはハンパではない。
新潮社によると初版2万部の予定が、ネットの予約が殺到したため3万部の増刷を決め、販売ランキングで2位に。この日も2万5000部の増刷が決定。さらに増刷が見込まれ、同社担当者は「問い合わせが殺到しています。発売前から予約がこれほど来るのは異例」と目を丸くする。
物語“ゆかりの地”にも反響が。エルメス(彼女のニックネーム)が英国御用達の紅茶、べノアティーで電車男をもてなすシーンが出ると、銀座松坂屋の「べノアティールーム」には、掲示板を見た青年が殺到。“愛が実る”と名付けられたメニューのスコーンセットが人気になり、売り上げは1・5倍を記録したという。
電車男の“本拠地”秋葉原駅近くの「書泉ブックタワー」にもこの日、若い男性が詰めかけ、本を手に取った。担当者は「普通の新刊より反響が大きい」とビックリ。ネットから生まれた“新文学”を基にした社会現象は広がるばかりだ。
http://www.daily.co.jp/society/2004/10/23/147698.shtml
2004年10月23日 00:00
トラックバック
こちらへのリンクのない場合トラックバックできません。
このエントリーのトラックバックURL:
http://2ch-library.com/mt/mt-tb.cgi/51