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2004年11月30日

週刊朝日 2004年12月10日号 「電車男」微笑ましく誠実な恋愛対策ドキュメント

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2004年11月28日

朝日新聞 2004年11月28日 つまり…、だから「純愛小説」なんだ

電車男 中野独人著
つまり…、だから「純愛小説」なんだ

この『電車男』は、日本最大のインターネット匿名掲示板として名高い「2ちゃんねる」の「書きこみ」を本にしたものだ。

典型的な「ヲタク」青年の主人公が、電車の中で、暴れる酔っぱらいの手から一人の若い女を救ったところから、この「物語」ははじまる。

お礼のティーカップが届き、青年の心はときめく。しかし、女の子と付き合ったことのない「ヲタク」青年にはどうすればいいのかわからない。誰か、教えて! 青年の、この真摯(しんし)な「書きこみ」に、掲示板の仲間たちは一斉に立ち上がり、アドヴァイスを送り、励ますようになる。「電車男」と呼ばれるようになった青年と、「エルメス」と呼ばれることになった若い女の間に起こる、小さな恋の駆け引き。それを丹念に報告する「電車男」の「書きこみ」に、匿名の仲間たちは、一喜一憂する。まるで、それが我が事であるかのように。

およそ、二カ月。大団円の日がやって来る。「告白」に出かけた「電車男」が帰って来るのを、仲間たちは明け方まで待つ。そして、帰宅した「電車男」は戦果を報告する。

「『私も電車さんの事が好きです。だからこれからもずっと一緒にいてくれますか?』と彼女が言った」

その瞬間、パソコンの画面を見つめていた住人たちから祝電の嵐が舞い込むのだった……。

……ところで、この本を読む前、「実は『電車男』なんて存在しないらしいですよ」と教えてくれた友人がいた。すべては、誰かが、掲示板の住人たちをたきつけるために作りだした「物語」なのだと。この現代では稀(まれ)な「純愛」が、事実なのか、それとも、誰かの創作で、それに初(うぶ)な掲示板の住人たちが踊らされただけなのか、この本を読む限りでは判断できない。

だが、一つだけ確かなことがある。この本は、もっとも重要な部分を切り落とすことによって成立しているのである。

『電車男』は、正確には、3月14日から5月17日にかけての「物語」だ。しかし、この本は、掲示板に掲載された最後の日を素知らぬ顔で削除し、その前日までで完結させている。

なぜなら、ネット上の「電車男」は「大団円」の後になってもなお登場し、「エルメス」との性交寸前の行為を書きこむ。それまで応援していた住人たちは、戸惑いを隠せず、そんなことは止(や)めろと忠告する。だが、暴走しはじめた「電車男」は、それを無視するのである。

なぜだ? 住人たちを騙(だま)し果せたことで、凱歌(がいか)をあげたくなったのか? それとも、いつの間にか、掲示板上で拍手を浴びることが、彼の目的となっていたからか? 不可解なミステリーになるはずの「5月17日」を消し去ることで、この作品は、見事に「純愛」の顔つきをすることに成功している。

[評者]高橋源一郎(作家)

  *

新潮社・364ページ/なかの・ひとり 「『インターネットの掲示板に集う独身の人たち』という意味の架空の名前」(奥付から)

http://book.asahi.com/review/index.php?info=d&no=7125

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2004年11月25日

週刊実話 2004年12月9日号 大ヒット 純愛小説『電車男』からカットされた凄すぎるセックス描写

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sabra 2004年021号 トンデモ問題本が驚異のベストセラーに!! 「電車男」でGO!

sabra 2004年021号

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2004年11月24日

知的財産情報局 2004年11月24日 知財推進事務局長の「ひとこと」に、「電車男の『著作権』は?」

知的財産戦略推進事務局ホームページの 事務局長の「ひとこと」欄に、「電車男の『著作権』は?」と題する荒井寿光事務局長の一文が掲載された。

「今話題の「電車男」(新潮社)を、ドキドキしながら読み終えた。とても面白い。」ではじまり、「仕事柄、こういうときは、著作権はどうなるのだろうか」と著作権の話に言及している。そして、新潮社の、「2ちゃんねる上における各投稿者の著作権自体は放棄されていませんが(中略)、著作隣接権者である2ちゃんねるに許諾を得ることで使用しています。」「勝手ながら原投稿者の方には、無償転載をご了承いただきたく存じます。」という断り書きを紹介した上で、「現在の著作権制度は、不特定多数の匿名の著作者を想定していないので、このような法的には不安定な一方的な宣言にならざるをえないのだろう。」と述べている。

最後は、「知財推進計画に『デジタル時代に対応した法制度の在り方について検討する』とあるが、この本はいろいろな問題を浮き彫りにしている」として、「IT革命の進行で、法制度を含めた総合的な検討を早急に行うことが求められている。」と結ばれている。

事務局長の「ひとこと」欄には、「このコーナーの記事は私見に基づくものであり、知的財産戦略推進事務局の公式の見解を示すものではありません。」との断り書きがあるが、話題のベストセラーであり、そのストーリーの真贋、著作権、印税の行方など、ネット上で論争もおきている「電車男」に関する、荒井事務局長のコメントということで、注目されそうだ。

【参考】知的財産戦略推進事務局ホームページ

http://news.braina.com/2004/1124/move_20041124_002____.html

事務局長の「ひとこと」のミラー

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ITmediaニュース 2004年11月24日 『電車男』 ヒットの背景にあるものは?

『電車男』がベストセラーに躍り出たのは、インターネットが日本の若者の日常生活にいかに深く浸透しているかの表れだと専門家は話している。(ロイター)

トム・ハンクスのような主人公も出てこないし、まだ映画にもなっていない。だが1998年のヒット映画『ユー・ガット・メール』のようなインターネット時代を背景にした古典的なラブストーリーが、日本でベストセラーになっている。その物語には紛れもなく日本ならではの趣向も満載だ。

『電車男』は実話とされ、日本最大のインターネット掲示板でやり取りされた膨大なメッセージが基になっている。事の起こりは、主人公の青年が電車内で暴れる酔っ払いから女性を助けたことだった。

ハイテクとポップカルチャーに夢中になりながらも、実際の人付き合いは苦手という多くの日本のオタクの1人である主人公は、その女性にあこがれ、デートの誘い方のアドバイスを求めて匿名で投稿を書き込んだ。

それから5月までの3カ月間に物語が展開。「電車男」は掲示板に集まる同じく匿名の仲間たちに励まされ、勇気を奮って「エルメスさん」に電話をかけ、デートをし、愛を告白した。彼女の名前は、電車で助けてもらった感謝のしるしに彼に贈ったティーカップのブランド名から来ている。

『電車男』はその間のインターネット掲示板でのやり取りをまとめた形で10月に発売され、ベストセラーに躍り出た。専門家は、これはインターネットが日本の若者の日常生活にいかに深く浸透しているかの表れだと話している。

「私の学生の多くはたくさんの時間をインターネットに費やしている。ある意味で、彼らはそうして現実とつながっている」と上智大学比較文化学部のジョン・クラマー教授は語る。

「またある意味で、この本は彼らがやっていることに市民権を与えるものだ。彼らは、自分は変わり者ではなく、インターネット漬けのオタクのような人種ではないと考えることができる」とクラマー氏は付け加える。

オタク文化

この本はスラングと顔文字だらけの投稿を364ページにわたって延々と羅列した形式になっており、散文が連なる文学に慣れた読者は頭が痛くなるかもしれない。

だがそうしたスタイルは、1日の中で携帯電話やコンピュータで短いテキストメッセージのやり取りをする時間がますます増えている日本の多くの若者にとってはおなじみだ。

日本のインターネット普及率はまだ米国には及ばないものの急速に拡大しており、1997年には10%未満だったのが、2003年には人口の60%を突破するに至っている。

「電車男」自身はまさに典型的な「オタク」だ。オタクと呼ばれる日本の若者たちは、コミックやコンピュータゲーム、ハイテク小物などさまざまなジャンルのポップカルチャーにのめり込んでいるマニアだ。

これらのポップカルチャーの熱狂的ファンは大きく拡大し、マーケティング専門家のターゲットとなっている。先に証券会社系の研究所が、彼らが趣味に年間約2900億円を費やすとの推計を示し、そうした傾向が浮き彫りになった(8月24日の記事参照)。

その半面、このサブカルチャーを愛する人々は、付き合い下手と相場が決まっている。

「『電車男』は女性と一度も付き合ったことがないオタクなので、掲示板にアドバイスを求める」と新潮社の担当編集者、郡司裕子氏は語る。

「彼にアドバイスする人たちも女性に慣れていない。だから時々まったく的外れな助言をする」と同氏は付け加える。

恋に不器用な青年というテーマは、多くの人にアピールしそうだ。

「独身の友人に、お前もまだ結婚してないから読むべきだと言われた」と東京の店頭ワゴンで同書を購入したイナゲ・マナブ氏(31)は語る。

匿名の魅力

イナゲ氏のような青年は友人にアドバイスを頼むのは照れくさいかもしれないが、「電車男」と助言者たちは気軽に話し合える。インターネット掲示板の完全な匿名性のおかげだ。これは人前で感情を表に出したがらない多くの日本人がインターネットに魅力を感じている点だ。

「インターネットは非常に物を言いやすい場だ」と上智大学のクラマー氏は語る。

「身元を隠して話をしたい場合、インターネットはうってつけだと思う。普通の人付き合いは社会的な枠組みに強く制約されるが、インターネットではそれにとらわれずに済み、気兼ねなく話ができる」(同氏)

しかし批判派は、まさにそうした匿名性こそがインターネットを危険なものにしていると懸念する。

『電車男』が生まれたインターネット掲示板「2ちゃんねる」は、犯罪を実行するという書き込みの投稿者が実際に凶悪事件を起こしたことで激しい非難を浴びた。3年前に関西で8歳の小学生が刺殺された事件もその1つだ。

インターネットで知り合った人々による集団自殺が最近相次いでいることも背景に、批判派は懸念を深めている。

こうした点をめぐる議論とは別に、『電車男』は本当に実話のラブストーリーなのか、あるいはただの架空の物語で、メディアが派手にあおったために、日本で無数に起こり、たいていは短命に終わるブームの1つになっただけではないのか、という疑問の声がWebなどいたるところで聞かれる。

だが、新潮社の郡司氏はそうした疑問を否定している。

「『電車男』と何度か会い、メールもやり取りした」と同氏。「彼は『エルメスさん』とうまくいっている。彼らはデートをしているし、彼女は本を買った。彼らはハッピーだ」

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2004年11月16日

ゲームラボ 2004年12月号 純愛物語「電車男」はやっぱり“ネタ”だったのか!?

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2004年11月15日

AERA 2004年11月22日号 「電車男」ハマる女の恋愛熟度

駆け引きなし純ラブに女性がはまって30万部
http://www3.asahi.com/opendoors/zasshi/aera/backnumber/r20041122.html

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2004年11月13日

TBS 王様のブランチ 04/11/13 電車男からブランチに返信メールが

(ランキングのコーナーで)
ナレーター: 1位、「電車男」。中野独人。先週特集した新感覚の純愛物語が、早くも36万部を突破です。

竹内香苗: さて、ブランチで先週特集した「電車男」が、1位になったんですけれども、ブランチの質問に対して電車男さんから返信メールが来たんです。
寺脇康文: 質問したんだ(笑)。
竹内香苗: はい、そうなんですよ(笑)。インターネットの掲示板によって、エルメスさんという方と恋を実らせた電車男さんなんですけれども、こういう質問をしてみました。(フリップを指差し)こちらですね。「今、幸せですか?」と質問したところ答えは、「不安もありますが、幸せです。2人でいる時に特にそう感じます」という返信を頂いたんです。
(以下フリップ)

     王様のブランチ様

     From:"電車男"
     我ながらつまらない回答だなぁと思いますねw

     >今、幸せですか?
     不安もありますが、幸せです。
     2人でいる時に特にそう感じます。

寺脇康文: まぁ、今だからこそ何か成り立つというか、ありえる本ですよね。これはね。
松田哲夫(筑摩書房): そうですね。なかなかこう本当に不思議な縁みたいなもんですよね

音源
http://2ch-library.com/male/train/media/zip/brunch-041113.zip

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2004年11月10日

asahi.com : MYTOWN : 徳島 2004年11月10日

[インターネット講座]
第274回 電車男

「電車男」という題名の本が書店で並び、気になった人もいるでしょう。東京の書店では、発売1週間で第2位のベストセラーになっています。書評は他紙面に譲るとして、この本の背景と話題性の意味について書くことにしましょう。

本の内容は、もてない22歳の青年が、電車の中で酔客から女性を救ったことから始まります。青年が、その女性に告白することをネットの掲示板に相談したことがきっかけとなって、多数の書き込み(投稿)がされます。デートの誘い方や話し方、服装まで助言します。さらには、その青年そっちのけで、恋愛論や女性の考えを推論する書き込みが連なるなど、青年の告白までの2カ月間を追います。

もとになったのは、「2ちゃんねる」というインターネットの掲示板です。独身男性が議論する「板(スレッド)」=テーマごとの掲示板のグループ=に実際に書き込まれた内容を編集して出版したものです。本を開くと、縦書きの小説風の活字構成ではなく、横書きのインターネット掲示板の様式に従っています。

この小説がベストセラーになった理由を、「冬のソナタ」に代表される純愛ブームに結びつけることが多いようですが、一番大きな要因は「新しい文化(カルチャー)」との結びつきであると考えられます。インターネットの掲示板の話題が出版に結びつくことは少なくありません。

ビジネス関係の書物や趣味関係の書籍では、インターネットを情報源にすることも多いようです。たとえば記憶に新しい「世界がもし100人の村だったら」という読み物もインターネットから生まれています。

しかし、それらはインターネットを情報源として用いただけであり、インターネットの文化を垣間見ることはできません。「電車男」は掲示板の雰囲気をそのまま掲載しています。「香具師(やし)」「マターリ」「萌(も)え」「きぼんぬ」など独特の用語を使い、また掲示板独特の言い回しを用いているのです。インターネットが一つの新しい社会として認められようとしている兆候ではないでしょうか。

80年に、現・長野県知事の田中康夫著作の「なんとなく、クリスタル」がベストセラーとなりました。当時の流行や文化を女子大生の生活を通して映し出した小説です。本文の半分程度が注釈と言う小説ですが、「電車男」も同じような一面を有しているように思えます。

四半世紀を経て「なんとなく、クリスタル」の時代は過去になりましたが、「電車男」の四半世紀後はどうでしょうか?

(徳島大工学部知能情報工学科教授)

http://mytown.asahi.com/tokushima/news02.asp?c=5&kiji=541

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2004年11月09日

TBS ウォッチ!04/11/09 インターネット掲示板発「電車男」がウケる訳

ナレーター: 内気なオタク青年の恋を描いて、大きな話題となっている、「電車男」。2週間余りで、23万部を発行しているんです。
ブックファースト渋谷店店員: 入荷した日から動きがありまして、止まる事なく売れている状態です。
男性A: 実際に憧れますね。なってみたいなというか、こういう同じような体験をしてみたいな。
ナレーター: 実はこの本、インターネットに大勢が書き込んだ内容が、そのまま本になっているんです。今までにないこの「電車男」の魅力とは?
(CMへ)

ナレーター: (2chの画面が表示されて) これは、誰もが書き込めるインターネットの掲示板サイト、「2ちゃんねる」。そこに自らオタクと認める内気な青年が、恋の相談をしたのが全ての発端でした。それを見た大勢の人がアドバイスを送り、内気な青年がそれに応えるという形で、実際の恋が進行していったのです。かつて例のないその面白さが話題になり、出版社の目にも留まり、10月に新潮社から、「電車男」というタイトルで出版。2週間余りで23万部を超える大ヒットとなったのです。そのストーリーは…

ある日、22歳の内気な青年は、電車で酔った男に絡まれた20代半ばの女性を助けた事から思いを寄せます。その思いをなかなか口にする事が出来ず、青年は自ら「電車男」と名乗り、その悩みを掲示板に書き込みます。そんなある日、なんと電車男にその女性からペアのティーカップが送られてきます。

     「で、そのカップどこの?」
     「HERMESって書いてあるけど。どこの食器メーカーだろ」
     「おいこら!それエルメスって読むんだよ!知ってるだろ!」

ナレーター: そのエルメスのティーカップとは…
創美 新宿サブナード店店員: こちらの列のお品物が、エルメスの商品になりまして、一番あのやはり有名なのが、こちらのトゥカンの鳥の柄のカップ&ソーサーになります。色の発色ですとか、フランスらしいお色使いっていうのが、エルメスの一番の特徴の商品になります。
レポーター: お値段的にはどれぐらいに…
店員: こちらのトゥカンのティーカップの方で、21,000円。こちらのブルーのお色の方(シェーヌダンクルブルー)で、9,450円。シエスタのカップ&ソーサーの方で、17,850円となっております。

ナレーター: エルメスのティーカップを送った女性は、それから掲示板では、「エルメス」と呼ばれる事に。そして人々は、ティーカップのお礼にエルメスさんを食事に誘うようにアドバイス。見事に成功します。するとアドバイスは、服装から当日の会話にまで及び、青年はその励ましに応えるように恋をゲットするのです。青年の成長ぶりに、延べ100万人の人がリアルタイムで感動したと言います。

そんなヒット作の裏でこんな現象も。ストーリーの中でエルメスさんが電車男を自宅に招待し、ベノアの紅茶とスコーンをご馳走したエピソードが出てから、興味を持つ若い男性が増えたというのです。それを入手できるのは銀座の松坂屋のみ。そのベノアの喫茶店に実際に行ってみると…

(カップル(?)にインタビュー)
男性B: 電車男の…あの、2ちゃんねるのログを読んで(笑)、本を(両方)読んで来ました。
レポーター: 読まれました?
男性B: 読みました。
レポーター: 僕たちも幸せになろうね、みたいな感じで…
男性B: そうですね。あやかろうと思いまして。はい。

ナレーター: 電車男と同じように、ベノアの紅茶を飲みながらスコーンを食べると幸せになる、とインターネットで噂になってるとか。

レポーター: いわゆるオタクですか?
男性B: ええ、オタクです。もう隠す必要ないですよ(笑)。
レポーター: 何オタクなんでしょうか?
男性B: まあ一般…色々ゲームをやったり、アニメも好きですし、同人も好きですし(笑)。あの、2ちゃんねるっていうとネガティブなイメージが多いんですけど、こうやって一つ一つのカップルが出来たという事は、非常にあの、有意義な事だったと思います。あの、2ちゃんねるの良い面が、世間の人達にわかってくれると面白いかと思います。

ナレーター: 掲示板から生まれたこのヒットを、内気な青年と同じいわゆるオタクが集う街、秋葉原で聞いてみると…
カップル 男: 感動です(笑)。(彼女に)感動だよね。
カップル 女: 全然顔も知らない人が、掲示板で応援とかをしてて、アドバイスとかしてくれて…

男性C: 僕はあのー、2ちゃんねるに対しては、あんまり好意的な感覚を持ってないんですよ。これを羨ましいと思うのか、それとも…僕はちょっと違うんじゃないかなーとは思ったんですけどね。

男性A: みんな友達もなんか、「憧れるよ」って言ってんですよ。はい。やっぱりみんな「彼女いない歴=年齢」みたいな感じなんで、友達みんなが(笑)。なんか、「電車男みたいになりてえなあ」とか学校で言い合ってますよ。

ナレーター: さて、今やオタク達のヒーローとなった電車男。実在するも姿は公にされた事がありません。そこで、電車男に会った事がある編集者に聞いてみました。
新潮社 郡司裕子: シャイで、そんなに喋らないけども、なんかポソっと言う事はすごく面白くって、朴訥な感じでほんとにこの書き込みそのまま…の男の子ですね。すごくかわいらしい。はい。(電車男の似顔絵を見せながら)こんな…髪ツンツンに切って、なんかこうムースでこう…何て言うんですか。今時風な感じ。

ナレーター: この「電車男」。今後どこまで部数を伸ばすんでしょうか。

ラサール石井: いや〜なかなかねえ。面白いですねえ。しかも他の、サブで…何て言うんですか。そのエルメスの何とかってさっきのあの…ベノア?ああいうところが流行るっていうのがまた、らしいですね。
北野大: これ要するに、2ちゃんねるに載ってるそのまま本にしちゃってんでしょ?私ら本書きますから著者は誰になるんだ。印税は誰に入るんだっていう。
ラサール石井: これどうなんでしょう。やっぱり…そうですねえ。他の人も全部書き込んでますから。

アナウンサー 木村郁美: これ最初は、「縦書きでいきましょうか」っていう話もあったそうなんですけれど、やっぱりこのインターネットの掲示板のイメージを残したいという事で、横文字になったと。
北野大: これ掲示板に書いた人は全部著者だとすると、印税はほんのわずかですねえ。
木村郁美: 印税とかそういう事じゃなく、多分これ純愛(笑)、この方は捧げていた。エルメスさんを愛しているわけですもんね。
森田正光: でも後の方に書いてありますよ。なんかあの、著作…いわゆる書き込みは匿名だから、限定できないからそういう事了承して下さい。
アナウンサー 土井敏之: 了承して下さい。

北野大: これに投稿した人が全部著者になるんだ。
土井敏之: この著者の名前の人(中野独人)は、インターネットの掲示板に集う独身の人たちという意味の架空の名前だそうです。
北野大: あ、架空なの。
土井敏之: 2ch用語、非常に難しいんですが、わからないという方はこの表紙をめくりますと、用語集がこの中に書いてありますので、こちらをご参照下さい。
木村郁美: あ、なる〜。私まだ買って読んでなかったんで、読んでみる(笑)。以上ウォッチチョイスでした。

音源
http://2ch-library.com/male/train/media/zip/watch.zip

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2004年11月08日

毎日新聞夕刊 2004年11月8日 売れてます 電車男=中野独人・著

ほんの森:
売れてます 電車男=中野独人・著

「2ちゃんねる」といえば、犯罪予告などで一躍有名になった日本最大のインターネット電子掲示板。匿名で書き込めることから「犯罪者の巣窟(そうくつ)」などと揶揄(やゆ)されることも多いこの電脳空間から、ひょんなことから「おたく」青年のラブストーリーが生まれた。掲示板への書き込みをまとめた単行本はわずか10日で20万部を突破した。著者名の中野独人(ひとり)は「ネットに集う独身の人たち」のこと。

秋葉原好きな青年は、アキバから帰る電車で女性たちが酔っぱらいの男にからまれているのに出くわし、無我夢中で男の腕をつかみ彼女らを救う。そして、一部始終を2ちゃんねるのモテナイ男が集まる掲示板に書き込んだ。

翌々日、女性の一人からお礼にとエルメスのティーカップが届く。ネット上で「電車男」と呼ばれるようになった彼は、“エルメスさん”に“お礼のお礼”をと思いつくが、アニメとゲームおたくで「彼女いない年数=年齢=22年」の彼は電話をかける勇気がない。

そんな電車男の思いを遂げさせてやろうと、書き込みを読んだ「2ちゃねらー」たちは電車男に電話のかけ方や食事への誘い方などをアドバイスし、アスキーアートと呼ばれる文字で書いた絵や「がんがれ」といった2ちゃんねる語で励ます。“同志”のおかげで2人の距離は接近していくが……。

電車男は実に頼りないおたく青年。けれども、頼りないからこそ、「2ちゃねらー」たちと同様に、ついつい応援したくなる。批判ばかり目立つ電脳社会に、こんなほのぼのとした話があったらいいな、という願望が人気の秘密なのだろう。モテナイ君のバイブル、そして今どきの、すてきな恋の入門書としてもおすすめ。

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日経クリック 2004年12月号 2ちゃんねるでつかんだ恋!「電車男」の物語が本に

2ちゃんねる・独身男板。モテない男が集う板。そこの住人たちは、自嘲を込めて自らを 「毒男」 と呼ぶ。この物語は、毒男板で駆け巡った純愛ストーリーの軌跡である。

酔っ払いに対応した勇気
それが愛の絆を結んだ!

主人公の名は「電車男」。自ら 「アニオタ・ゲーオタの秋葉チャン」 と称する当時22歳の青年だ。そんな彼の恋愛は突然始まった―――。

今年の3月、電車男は秋葉原からの帰宅途中、電車内で女性にからんでいる男を制止する。これが、ちっちゃな絆を生んだ。数日後、女性から届いたエルメスのティーカップセットを前に、すぐお礼を言うべきかどうか……。悩む電車男は、自分の悩みをすべて毒男板に書き連ねた。

そんな電車男の告白を自分のことのように思い、盛り上がったのが毒男板の住人たち。彼女に電話するタイミングや話す内容について逐一アドバイスし、電車男を後押しし続けたのだ。モテない男たちと、モテない男から脱却しようとする電車男。そんな構図の中、電車男は毒男板から力をもらいつつデートを重ね、ついに 「年齢=彼女いない歴」 を脱した。

リアルタイムに展開する愛の軌跡を、毒男板と歩んだのはおよそ2ヵ月間。その間に費やしたスレッド数は 「38」。3万8000件の書き込みをもって終了する。電車男を外の世界へ送り出すことに力を注いだ住人。ある者は心から祝福し続け、ある者は幸せっぷりを見せつけられて嬉しくも悲しい気持ちになり、その終焉を見守った。

モテない独身男が2ちゃんねるから勇気をもらって恋を叶える―――ドラマチックな電車男の物語は有志の手でFLASHムービーとなり、まとめサイトが作られ、2ちゃんねるからブログ、ネット中へと反響を呼んでいった。そして10月、ついに純愛ストーリーとして新潮社から書籍化されるまでに至ったのだ。

書籍化に際して電車男は、本誌に次のようなメッセージを寄せてくれた。 「スレ住人のアドバイスなくしては恋愛の成就はありえなかったと思います。みんなの知識やアドバイスは自分の容姿を磨くと共に行動への自信に繋がったのが大きかった。それでも、告白の時は一連の出来事の中で一番緊張しました」 と。最近のデートは 「主に買い物でしょうか。それと相変わらず美味い店巡りです」。彼女に引かれたところは 「まぁ…全部でしょうか…( ´ー`)」。

自らの勇気で始まり、2ちゃんねるに助けられた恋は、今も初々しく続いている。

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2004年11月06日

王様のブランチ 2004年11月6日 純愛小説「電車男」大ヒットの舞台ウラ

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2004年11月05日

産経新聞 2004年11月5日 「電車男」快走 ネットで誕生、出版10日で20万部

匿名で自由に書き込みできるインターネットの掲示板「2ちゃんねる」から生まれた「電車男」(新潮社)が、10月22日の出版からわずか10日余りで20万部を突破し、文芸書としては異例のヒット作となっている。3年前にネット上で話題となり出版された「世界がもし100人の村だったら」(マガジンハウス)はミリオンセラー。ネット発のヒット本は今後増えそうだ。

「電車男」は、「2ちゃんねる」中の独身男たちが集うスレッド(板)で今春展開された書き込みがもとになっている。著作者の「中野独人」は、ネットの中の独身者をもじった架空の人物。

物語は「彼女いない歴二十二年」の男性が、電車内で酔客に絡まれた女性を助けたことをきっかけに始まる。お礼のカップをもらった男性が「女の人に電話なんかかけられん」と書き込むと、「かけるなら今日中だ」「おまい(え)には2CHが付いている」とすかさず応援の書き込み。さらにデートの誘い方から、デート当日の服装など板の「住人」たちが励まし助言し、告白に至るまでの約2カ月間をともに一喜一憂していく。

新潮社の担当編集者の郡司裕子さんは「事実は小説よりも奇なりというが、これこそがネット上で電車男が話題になった理由ではないか。現実の世界に出しても多くの共感を得られると思った」と出版の動機を語る。

版を重ねて今月1日には20万5000部に達した。

一方、世界中をEメールで駆けめぐった文章から誕生した「世界がもし100人の村だったら」は、平成13年12月の出版から116万部。今でも売れ続けている。インターネットから生まれた文章がヒットする状況に、ネット社会に詳しい翻訳家で評論家の大森望さんは「誰が読んでも面白い物語や情報は、電子情報から書籍など別の媒体に姿を変えていくケースが増えるだろう」とみている。

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2004年11月01日

日本テレビ ザ・情報ツウ 04/11/01 話題の本「電車男」そのブームを追う!

アナウンサー: …エルメスちゃんと交際に至るまでの、甘く切ない純愛物語。一部始終がこの一冊に、入っているという事なんですね。ではこの「電車男」をちょっと追ってみましたので、ご覧いただきましょう。

ナレーター: 発売当初から驚異の売れ行きを見せる「電車男」、そのブームを追いました。電車男の趣味は秋葉原巡り。まずは秋葉原で聞き込み開始。

レポーター: (電車男を)知ってますか?
男性1: ああ、知ってます。あの、リアルタイムであのスレは見てたんで、「頑張ってみろよ」っていう感じですかね(笑)。見てた時の感想としては。
男性2: いい話だと思いましたよ。感動しました。
男性3: 上手くいったっていうのは結構、なんかジーンと来ますよね。
レポーター: 電車男さんに一言言えるとしたら、何て言ってあげたいなと?
男性3: おめでとうと。

ナレーター: さらに書店にも行ってみる事に。すると「電車男」を手にする人が続々出現。話を聞いてみました。
女性: 友達に面白いって言われて。
男性4: 友達が、「ホームページでなんか面白いのを書いてるよ」っていう…。

ナレーター: やっぱり話題の「電車男」。その仕掛け人にお話伺いました。
インタビュアー: 大好評という事ですけども、どうですか?
新潮社 私市憲敬 編集長: おかげさまで、ありがとうございます。期待を上回る反響かなと。最初に読んだ時に、すごく“物語の力”が強いなと。これだけ強い物語というのは、なかなかないので、絶対やりたいなという風に、思いましたね。その瞬間に。
インタビュアー: (著者の)中野独人…さんっていうのは実在するんですか?
編集長: この(インターネットの)サイトに集う人達の総称という形で、象徴的につけた名前ですね。
インタビュアー: ランキング的には何位にいきたいなという。
編集長: そりゃもちろん1位に、いきたいです。
ナレーター: さらに、銀座の高級紅茶店でも「電車男」旋風が。一体ナゼ?
(CMへ)

ナレーター: 今注目の本、「電車男」。情報ツウはある意外なブームを発見。それは…ベノアティー。ベノアティーとは、電車男がエルメスちゃんに入れてもらう紅茶の事。情報ツウはさっそくベノアティーを求めて、銀座松坂屋へ。
レポーター: あ、ここですね。ベノア。本にも書いてありましたよ。
ナレーター: 実はこの紅茶店「ベノア」は創業140年。イギリスの老舗。高級紅茶店なんですね。日本ではここ一店舗しかないんだそうです。
レポーター: ベノアティーが欲しいんですけども?
店員: えーとですね、こちらベノアティーという紅茶は、ご用意していないんですね。

ナレーター: よく見るとですね、確かにないんです。ベノアティーは「ベノア」で売っている紅茶の総称だったんですね。実はこのお店に最近ある異変が。
店員: 今まで女性のお客様ばかりだったんですけれども、そちらの方に若い男性のお客様が増えてきているという状態ですね。
ナレーター: なんでも本を読んだ若い男性客が、ベノアティーを求めてここ「ベノア」を訪れるようになったとか。恐るべし電車男。この「電車男」旋風はまだまだ続きそうです。

アナウンサー: という事で、今日はベノアさんのダージリンティーとチョコクッキーご用意しました。
麻木久仁子: でも電車男君は、じゃあずいぶんオシャレなところにたどりついたのね。最初はどうしていいかわからなかったのに。
アナウンサー: そうですそうです。エルメスちゃんが入れてくれたんです、そのベノアティーをね。どうですか。
麻木久仁子: (「電車男」の本を開きながら)だってすごいですよ。この中見ると、もう「出かける前にはちゃんとハンガーにかけた服を着ろ」とか、「香水はどこにつけろ」とか、事細かにみんながよってたかってアドバイスしてんですよ。

アナウンサー: その甲斐あって付き合う事ができたという。
麻木久仁子: すごいですよ。「ヒゲを剃るのを忘れるな」とか、みんなお母さんみたいに世話焼いてるよ。電車男君(笑)。
アナウンサー: 大ベストセラーという事で。これねえ企画の勝利かなっていうね。
峰竜太: まあそれもありますね。
アナウンサー: はい。ランキングでした。

音源
http://2ch-library.com/male/train/media/zip/joho.zip

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