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2004年12月06日

テレビ朝日 ワイドスクランブル 夕刊キャッチUP 04/12/06

話題の「電車男」とは?

佐々木正洋: (日刊ゲンダイの記事を紹介しながら)(エルメスのティーカップを贈られて、女性が好意を持っていると)電車男は思わなかったらしいんですね。で、この男性はというと、そのエルメスさんと呼んでる女性をデートに誘いたいんです。しかし、これまで一度も女性と付き合った事がない。そこでモテない男たちが集まるインターネットの掲示板で、アドバイスを求めていく。そして二人は付き合うようになっていく、という過程が描かれているという本でありますけどもねー。

で、気になる電車男のこの実像はというとですね、えー、記述されている断片を繋ぎ合わせますと、こんな感じになるという事で、こちら絵が出てますけどもね。身長がおよそ172センチ、体重68キロの中肉中背。オタクそのものだったんですが、今は髪を短く切っておりまして、コンタクトにして服装もオシャレになっている、ということなんですね。で、JR京浜東北線沿線に住んでいる勤め人だというところまでわかってるという事なんです。

一方のその女性の方、エルメスさんでありますが、電車男より少し年上で薄い茶髪であるという事で、服装は派手過ぎず地味過ぎず、体型は細身であるというところまでわかっているという事が出ておりますが、電車男に数回会ったという担当編集者の証言ではですね、えー、中肉中背のごく普通の男の子でありまして、礼儀正しくシャイで口数も少ないですが、アニメとか自分の関心のある話題になると饒舌になる。そこにオタクっぽさを感じました、という事も出てますが、これなかにしさん、この「電車男」という本は文学とは呼べますか?

なかにし礼: いや〜あのですねぇ、もう20年近く前になりますけどね、筒井康隆さんが新聞紙上で読者参加型の小説をもうやってるんですよ。その頃はね、インターネットがまだこんなに普及してなくてね、あの〜まぁこれほどの話題にはならなかったんですけれど、しかし筒井さんってやっぱり凄いなと思うんですよね。やっぱりこの読者参加型のね、こういう作品っていうのはこれからどんどん増えていくと思うんですよ。だから文学の行く末はね、非常になんか複雑怪奇で寂しいですね。

http://2ch-library.com/male/train/media/zip/scramble-041206.zip

2004年12月06日 00:00

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