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2004年12月17日
スポーツ報知 2004年12月17日 「電車男」漫画になる
「2ちゃんねる」で火がついた「オタク」と「エルメス子」の純愛実話
日本最大のインターネット匿名掲示板「2ちゃんねる」から生まれ、ついに50万部を突破した奇跡の純愛物語「電車男」(新潮社)の漫画化が、17日までに決まった。一部では「実在しない人物」とのうわさも噴出するほど謎のベールに包まれていた電車男。その正体が、漫画によって初めて明かされる。本人と実際に会ったことがある書籍担当編集者の“証言”を交え、電車男の実像に迫った。
「ヤングチャンピオン」と「月間チャンピオンRED」
ベストセラー街道を“快速運転”で突っ走り、50万部を突破した「電車男」。「2ちゃんねる」上でも100万人を感動させた純愛物語の主人公の実像は、謎に満ちている。過熱するブームの一方で、「電車男は実在せず、特定の人間が書いた妄想の話」という説までささやかれたほどだ。
謎の電車男の正体は、漫画という形で初めて表現されることとなった。漫画版が連載されるのは、ともに秋田書店の漫画誌「ヤングチャンピオン」(漫画・道家大輔、第2、第4火曜発売)と「月刊チャンピオンRED」(漫画・渡辺航、毎月19日発売)。同じ出版社の漫画誌が、同じ原作で同時期に連載する出版界初の「デュアル連載」として、「ヤング―」が12月28日発売号、「―RED」は来年1月19日発売号からスタートする。
電車男の容姿については書籍版の中にいくつかのヒントがある。「身長172センチ、体重68キロ、服装は秋葉系(オタクの若者風)、眼鏡着用」「ELTのギタリストに似ている」…。漫画のキャラクターは、両誌の漫画家がこれらの情報から異なる解釈で想像したもの。それだけに「作品的には自由度が高く、それを逆手にとって作品を作る面白さがある」と「―RED」の担当編集者・武川新吾さんは言う。
果たして漫画版のキャラクターは、電車男本人と似ているのか。書籍版の仕掛け人で、出版に当たり本人と実際に会った新潮社文芸第二編集部の郡司裕子さんに、イラストを“鑑定”してもらった。
「私が会った(変身後の)電車君は、眼鏡をコンタクトにして、髪の毛も短く立てて先をねじったような今風の髪形で、服装もTシャツにジーンズ姿でした」。イラストは“変身前”(秋葉系)のもので、似ているかどうかは「何とも言えませんね」。
郡司さんから見た電車男は「口下手だけど礼儀正しい。良い意味で新入社員のような感じ。普段はポツポツしゃべるが、アニメの話題になると急に冗舌になる」ような人物だという。
ちなみに、電車男とヒロイン「エルメス子」の交際は「今でも順調に続いているようです」とのことだ。
◆「電車男」
典型的な秋葉系オタク青年の主人公が、電車の中で酔っ払いに絡まれた女性たちを助けたことから、物語は始まる。女性からお礼の品(エルメスのティーカップ)を送られた「彼女いない歴=年齢22歳、童貞」の電車男はどうすべきか分からず、「2ちゃんねる」の独身男が集うスレッド(板)に助言を求めた。すかさずスレッドの住民「2ちゃんねらー」が立ち上がった。「おまい(え)には2chが付いている」。デートの誘い方、髪形、服装、食事の場所、告白の言葉まで事細かにアドバイスを送り続け、「電車男」の“戦果”報告に一喜一憂する。そして約2か月。「電車男」と女性「エルメス子」に訪れた奇跡の結末とは…。
http://www.yomiuri.co.jp/hochi/news/dec/o20041217_10.htm
2004年12月17日 00:00
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