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2005年03月30日
日刊ゲンダイ 05/03/24 どこまで続く ネット書き込み小説
インターネット掲示板「2ちゃんねる」の書き込みが書籍化され、50万部を超えるベストセラーになった恋愛物語「電車男」(新潮社)。6月には映画化されるなどブームはとどまるところを知らないが、「電車男に負けず劣らず面白い」と評判になっている物語がある。同じく2ちゃんねるから誕生した「痴漢男」だ。
物語の主人公は、熱帯魚や爬虫類が趣味のオタク男子大学生(20)。ある日、帰宅途中の路上で一人の女性(20)に痴漢と間違えられたことからストーリーが始まる。女性は過去にストーカー被害を受けており、彼女の相談に乗ることで意外な方向に話が進んでいく。「警察に厄介になった後、女性との親交が始まる導入部は『電車男』に似ていますが、最大の違いは多彩な登場人物。主人公を痴漢とカン違いした女性“カンチ”のほか、彼女のバイト仲間で姉御肌の“関西”、主人公を慕う“ロリ巨乳”など、個性豊かなキャラクターが物語を引き立てている。昨年末の2カ月間にわたって書き込まれた長編ですが、物語をすべて収録したホームページが作られたり、多くのサイドストーリーが誕生するなど、今も人気は続いています」(メディア評論家)
一部では「二匹目のドジョウを狙った創作じゃないか」なんて声も飛び交っているが、主人公の生活感のある描写が妙にリアルともっぱらだ。ファンからは「書籍化はまだ?」との声も上がっているが、どうなのか。ある出版関係者が言う。
「電車男よりも面白いという声はありますが、主人公がたくさんの女性に囲まれ、華やか過ぎるのが一般の読者の共感を集められないかもしれません。また、痴漢男の書き込みにチョット下品な表現が多いのも、書籍化にあたってはマイナス材料になりそうですね」
ネット掲示板から書籍化された物語では「電車男」のほか、「今週、妻が浮気します」(中央公論新社)があるが、「痴漢男」は、さて。
http://gendai.net/contents.asp?c=051&id=15785
2005年03月30日 21:45
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