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2005年06月04日
読売新聞 05/06/03 「電車男」映画評 原作に「王道」の味付け
もてないオタクの青年=電車男(山田孝之)が、顔も知らないインターネット利用者のアドバイスで、あこがれの女性=エルメスさん(中谷美紀)との恋を実らせる。
インターネットの掲示板「2ちゃんねる」から生まれたベストセラーの映画化。クライマックスに原作にはない2人のすれ違いを用意し、王道の骨格を備えたラブストーリーとなった。
いかにもそれらしい外見でオタク役に挑戦した山田が、何かが乗り移ったのではないかと思えるほどの挙動不審さで笑わせてくれる。中谷も原作のエルメスさんの雰囲気をよく伝える。「ちゃんと掴(つか)んでますから」といった原作の名せりふに胸が騒いだ。
分割画面を多用し、「2ちゃんねる」独特の文字表現や「キター」などの常用句、利用者たちの妄想たくましい反応など、文字や記号が様々な趣向で画面をにぎわせる。うるさく感じる人もいるだろうが、自在な演出は、テレビ畑の村上正典監督ならでは。こういう手法もあるのかと感心させられた。
オタクのままじゃ恋愛はできないのかとか、掲示板利用者がいずれもどこか病んでいるという設定はいかがなものかとか、違和感もあるにはあるが、ともかく愉快な作品に仕上がっている。1時間40分。
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/cinema/review/20050603et03.htm
2005年06月04日 16:44
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