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2005年06月11日
東宝 2005年6月8日 特別舞台挨拶
6月4日の公開とともに国内ランキングで首位に躍り出、現在大ヒットを記録している「電車男」。初日にVIRGIN TOHO CINEMAS六本木ヒルズで行われた舞台挨拶の上映回は、たった10分で完売し、追加の舞台挨拶を希望するファンの皆さまの声が弊社に殺到しました。
これに応え、6月8日、東京・渋谷のアミューズCQNにて特別舞台挨拶が行われ、電車男役の山田孝之さんと村上正典監督がファンの皆さまへ感謝のメッセージを贈りました。その模様をレポートいたします。
【舞台挨拶(挨拶順)】
山田孝之さん(電車男役)
今日はありがとうございます……。
村上正典監督
山田君、コメント短いなぁ(会場笑)。
朝早くから並んでくださった人もいるそうですね。こんなに沢山の方に来ていただいてありがとうございます。皆さん、この映画館の階下のカフェはご覧になったでしょうか? あのお店は実は撮影に使った場所で、そのシーンには山田君も出ていました。347カフェというところですが、良かったら記念に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
【MCによる質疑応答】
Q:大ヒットのニュースを聞いた感想を教えて下さい。
村上監督:
本当にありがたいことで、応援してくださった皆さんのおかげだと思っています。大ヒットということで、これで寝ずに撮影に臨んだキャストとスタッフも浮かばれると思います。
山田さん:
実際に劇場で見たわけではないので実感はあまりないですが、嬉しいです。
Q:撮影はハードスケジュールだったそうですね。
村上監督:
映画業界でも史上まれにみるタイトなスケジュールだったようです。監督のお話をいただいたのは半年前だったのですが、私自身、TVドラマの演出をずっとしてきたので、映画の世界はまったくの別世界でした。製作発表から半年で公開されるのは、かなり凄いことのようです。
Q:掲示板で展開された原作を映像化するにあたって、難しかった点を教えて下さい。
村上監督:
ネットの中の表現を生かさなければならないことですね。原作がかなり売れていましたし、2ちゃんねるのスレッドに基づいた形態的にもかなり特殊なものでしたから。また、観客の皆さんの期待もかなり大きいと思ったので、ネットの中の人物や出来事を楽しんでもらうために、表現をかなり工夫する必要がありました。
Q:オタクに対しては、どんな印象を持っていますか?
山田さん:
アキバ系と言われても漠然としたイメージしかなかったですし、オタクと言っても人によって違うと思います。また、原作を読んでもイメージが掴みきれなかったので、役作りでは悩みましたね。演技に関しては「ちょっとやり過ぎかなぁ」と思いましたが(笑)、監督が「面白く、面白く」と指示したので、そのように心がけました。
ただ、1つだけ言っておきたいのは、決してオタクの皆さんを馬鹿にしているわけではないということです。より分かりやすくしようと思って、あのように演じました。
それから、オタクにはとても良いところがあると僕は思います。何か1つのことに対して周りの人が気持ち悪く思うくらい執着心を持って打ち込むのは良いことだと思うし、オタクの人がいるから世の中に新しいものが出てくるのだと思います。逆にオタクがいなかったら世の中が何も進まないのではないでしょうか。
Q:山田さんのオタクぶりはいかがでしたか?
村上監督:
素晴らしかったです。先ほど山田君から「やり過ぎ」と言われましたが、そんなことはないと思いますよ(笑)。
Q:今後どんな方に映画「電車男」を観ていただきたいですか?
山田さん:
……逆にどんな方が観にきているんですか?(会場笑)。凄く良い映画だと宣伝して下さい(会場笑)。
村上監督:
この映画は「電車男を応援している名無しさんの1人になった気分で観てもらえれば」と思って作りました。映画は、名無しさんたちが電車男を応援しているうちに、いつの間にか自分たちが勇気をもらってしまうという話なので、少しでも多くの方に観ていただければと思います。
山田さん:
監督の言ったとおりだと思います(会場笑)。
http://www.toho.co.jp/movienews/0506/05trainman_tb.html
2005年06月11日 05:53
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