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2005年08月04日
ゲンダイネット 05/08/02 たかがテレビじゃないか 「電車男」映画VSドラマ
フジテレビの「電車男」がこの“ドラマ不況”の中、視聴率20%台と絶好調だ。
理由はいくつかある。原作本がヒットして映画も結構当たって「電車男」というタイトル自体が知られていたこと。本を読むのも映画館に行くのも面倒だけど、テレビならいいやというお客がいること。これまでインターネットやチャットや「2ちゃんねる」といったものを本格的に取り込んだドラマがなかったこと。
そして、これが大きいのだが、この一見変わったラブストーリーが「実話」だという(フレコミである)ことなどだ。
映画はドラマよりも原作のテイストに近い。チャットの文字や文章の使い方も的確だった。そして、久しぶりで「中谷美紀もいいねえ」と思えた。エルメスは育ちのせいなのかおっとり、いや、変に堂々としている。このちょっと浮世離れしたお嬢さまキャラを中谷はうまく表現していた。この人なら、いきなりエルメスのペアカップを送ってくるかもしれない。
ドラマ版のヒロインは伊東美咲だ。奇麗かもしれないが、どこかビンボーくさい。育ちもあまりいいとは思えない。お嬢さまはお嬢さまでも下町在住だろう。エルメスのペアカップというより、門前仲町・伊勢屋の「深川だんご(生モノは無理か)」でも送ってきそうだ。電車男との対比という意味でも落差が必要。今回は脇に回っている白石美帆のほうがまだ似合っていたかも。
片や、主人公の電車男。こちらはドラマ版の伊藤淳史を支持する。映画の山田孝之はどーにも端正過ぎる。いくら髪を伸ばして眼鏡をかけても、正統派の“ヲタク青年”には見えない。だから、電車男がオメカシしてデートに行くシーンの可笑しさと切なさが弱いのだ。その点、伊藤はビジュアルで得(?)をしている。応援してやりたくなるではないか。
というわけで、映画VS.ドラマの対決は1勝1敗の引き分けである。ただし、両者というか「電車男」自体への不満は恋愛に際して安易に“変身”しようとすること。玉砕してもいいから“ヲタク”やアキバ系のまま相手にぶつかって欲しいのだ。ヲタを隠すな! ヲタを恥じるな!
http://www.excite.co.jp/News/entertainment/20050802100002/17736.html
2005年08月04日 07:03
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