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2005年09月26日

FujiSankei Business i. 05/09/26 ドラマ「電車男」も被害 ネットサイト海賊版が横行

中国のインターネットサイトで、日本や韓国などのテレビドラマやアニメ、漫画などを著作権者に無断で視聴、閲覧できるものが増えている。知的財産権の新たな侵害行為として、日本の民放関係者らは対策に頭を痛めている。

今月二十二日に最終回が放映されたばかりの人気テレビドラマ「電車男」(フジテレビ、新潮社)。音声は日本語だが、中国語の字幕をつけた海賊版のデータがサイト上に載せられ、専用のソフトウエアを使えば、第一話から最終話(第十一話)まですべてダウンロードして視聴できる。

日本のドラマでは、先月放映された「ウォーターボーイズ2005」や「がんばっていきまっしょい」、「海猿」などフジテレビ系列が製作した作品のほか、「ドラゴン桜」(TBS)、「女王の教室」(日本テレビ)など、話題作が並んでいる。

中国の海賊版は、出版物やCD、ビデオから、最近では違法コピーしたDVDの横行が甚だしいが、ネットサイト上でドラマの著作権を侵害する段階にまでいたっている。

日本の民放テレビ関係者は「中国の知的財産権の保護に対する意識は無に等しいといった方がいい。日本で放映されたドラマを録画し、中国語の字幕を短期間でつけてデータ送信するには、かなり高い技術力が必要。組織的な侵害行為の可能性が高い」と話している。

日中両国の知的財産権問題に詳しい専門家は「日本で高視聴率をあげたドラマのDVDセットの販売価格は二万円前後になるが、中国では千円以下で買える」と指摘。 「中国当局は、海賊版で安価な娯楽を楽しむことで、庶民の日ごろの社会に対する不満を解消できればよいと考えているのではないか」とため息をつく。

中国の若い世代がドラマやコミックなどを通じて、日本の文化、社会を知ることは、相互理解の促進に一定の効果をあげるだろうが、知的財産権の侵害を放置している中国政府の姿勢は容認できるものではない。摘発、取締りの強化は、米国も強い姿勢で臨んでおり、国際問題になっている。

http://www.business-i.jp/news/china-page/news/200509260005a.nwc

2005年09月26日 23:32

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