協力者・情報提供者待ってます
« 2005年、Googleで最も検索された“日本語”は「電車男」 INTERNET Watch 05/12/21 |
メイン
| クリスマスは滝川アナと?ドラマ『電車男』DVDリリース記念イベント! ORICON STYLE 05/12/22 »
2005年12月23日
2005年ベストセラー回顧 実用本やネット発本ヒット 読売新聞 本よみうり堂 05/12/21
「電車男」「野ブタ。」ドラマ・映画と相乗効果
時代の深層心理を反映するとも言われるベストセラー。今年読まれた本は、2005年のどんな世相と結びつくのか。トーハン調べの年間ベストセラーを読み解くとともに、出版問題に詳しいフリーライター、永江朗(あきら)さんに聞いた。
文芸書は、綿矢りさ、金原ひとみの芥川賞最年少受賞に始まり、純愛ブームにわいた昨年と比べると、やや地味な印象だ。だが男女間の〈純愛〉に代わって、〈家族愛〉がブームになりつつある。『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』(90万部)は、亡き母への思いをつづった自伝的小説。『ハッピーバースデー』(50万部)は、母から虐待を受ける少女が主人公の同名児童書(70万部)を、大人向けに母親の視点で書き直した。少年犯罪やニート、虐待といった家族を巡る問題への、関心の高さもうかがえる。
昨年のベスト20では『電車男』(101万部)だけだった〈ネット発本〉も、今年はよく売れた。『「もっと、生きたい…」』(100万部)、『恋バナ』(青56万部、赤57万部)の2タイトル3冊がランク入りしたYoshiの著書は、女子高生など本を読まないとされた層を取り込んだ。先月発売されたばかりの『生協の白石さん』は、早くも85万部。白石さんのユーモラスで誠実なたたずまいが人気を呼んだ。
ドラマ、映画との相乗効果で売れ行きを伸ばした本も『電車男』、『野ブタ。をプロデュース』(65万部)、『ダ・ヴィンチ・コード』(計190万部)と多かった。
綾部研究員は「読者が読みたい本を入念に市場調査して大量宣伝する出版社が増えた。また、テレビへの露出がないと本が売れなくなってきている」と分析する。ベストセラーも作られる時代――と言えば夢のない話だが。
http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20051221bk07.htm?from=os1
2005年12月23日 14:16
トラックバック
こちらへのリンクのない場合トラックバックできません。
このエントリーのトラックバックURL:
http://2ch-library.com/mt/mt-tb.cgi/697